家の中でダニに刺されてしまったら、それは「ツメダニ」か「イエダニ」のしわざです。
私の場合は、ツメダニに刺された被害だったので、ダニ取りシートと掃除で退治することができました。
しかし犯人がイエダニだったらちょっと厄介です!
なぜならイエダニの駆除にダニ取りシートは効果がなく、別の方法で対策する必要があります。
この記事では、イエダニとツメダニの違いをわかりやすく解説しています。
もしもダニの被害がイエダニによるものだった場合の対策とイエダニの駆除方法について詳しく解説していますので安心してください。
イエダニとはどんなダニ?
もともとイエダニは、ネズミに寄生する吸血ダニで、体長0.7~1.0mmほどで白から薄茶色をしており、肉眼でも確認できる場合があります
数が増えすぎたりネズミが居なくなったりすると、ネズミの巣から出てヒトの血を吸う場合があります。
昔は家の中でヒトを刺すダニの代表格でしたが、民家にすみつくネズミが少なくなったので、イエダニの被害も減っています。
減っているとはいえ被害がなくなったわけではありません。街を徘徊するドブネズミにもイエダニは寄生していますし、鳥に寄生する種類のイエダニもいます。
ペットにくっついて家の中に入り込む可能性もあります。
吸血後は赤黒い色に変わって1.3mmぐらいまで膨らむため、さらに確認しやすくなります
イエダニとツメダニの違い
イエダニ |
ツメダニ |
|
大きさ | 0.7~1.0mm
肉眼で確認できる |
0.3~0.8mm
肉眼では確認できない |
色 | 白~薄茶色(吸血後は赤黒くなる) | 薄黄色~オレンジ色 |
生態 | ネズミなどの血を吸う | ダニやノミなどの体液を吸う |
かゆみ | 数時間後~1週間ぐらい続く | 数時間後~1週間ぐらい続く |
ダニシート | 効果なし | 効果あり |
イエダニとツメダニの違いを表にまとめました。
ツメダニは成虫でも0.8mm程度しかないので肉眼ではまず見えませんが、イエダニは1.0mmぐらいと大きめなので何とか肉眼で確認できます。
ツメダニは皮膚を刺すだけですが、イエダニは血を吸います。肉眼で黒っぽいダニが確認できた場合はツメダニではなく吸血後のイエダニです。
イエダニもツメダニも刺されると強いかゆみを生じ、1週間程度持続するのが普通です。
かゆみの感じ方には個人差もあるため、かゆみの様子からイエダニかツメダニかを判別するのは難しそうです。
イエダニに刺された部位は水ぶくれやしこりを伴うという特徴があります。
イエダニが発生する場所や時期
イエダニは寄生しているネズミや鳥の巣の中で繁殖します。屋根裏などネズミが入り込みそうな場所がある家は注意が必要です。
他のダニと同様に、イエダニも高温多湿な6~9月頃に活発に繁殖します。
イエダニはネズミなど宿主の居る場所ならいつでも発生するため、冬場の乾燥した時期をふくめ年間を通して被害にあう可能性があります。
イエダニに刺された時の症状
イエダニはわき腹や太もも、二の腕、陰部など皮膚の柔らかい部位を狙って刺します。
何か所も刺すため赤い発疹が複数できます。発疹の大きさは1mm~数cmまでと個人差があり、中心に刺しあとが確認できることがあります。
発疹と一緒に水ぶくれやしこりができることも多く、子供が刺された場合には症状がひどくなりやすい傾向があります。
イエダニに刺されると数時間後から2日以内に強いかゆみが生じ、1週間から10日ほど続きます。
イエダニに刺されたらどうする?
イエダニに刺されると激しいかゆみが出るため、かゆみ止めの外用薬を塗ってかきむしらないように気をつけます。
患部をかきむしると「とびひ」という皮膚感染を起こす危険があります。市販のかゆみ止め薬を使用する場合は、炎症を鎮める作用があるステロイド成分配合のタイプを選ぶとよいでしょう。
刺された部位の腫れがひどく我慢できないかゆみがある場合や、市販薬を使用しても症状が改善しない場合などは、すみやかに皮膚科を受診しましょう。
ダニに刺されてしまった時におすすめの市販薬を紹介しています。
イエダニの対策
イエダニの対策は2段階で考える必要があります。
- まずは部屋や布団に入り込んだイエダニを駆除します。
- イエダニを発生させている根本的な原因であるネズミを駆除する
イエダニだけを駆除しても、根本的な原因を取り除かなければ、ただのイタチゴッコになってしまいます。
イエダニの駆除方法
部屋にすみついたイエダニを駆除するには、バルサンなどの燻煙剤が効果的です。
薬剤が届く範囲にいるイエダニを駆除することができますが、卵には効果がないので、卵がふ化する2週間後をめどに再度駆除する必要があります。
また、イエダニは布団やマットレスに隠れているので、布団なども対策する必要がありますが、バルサンは肌に直接触れる物には使用できません。
お布団のダニ対策なら布団クリーニングがおすすめ
お布団の場合は、コインランドリーで高温乾燥するのが一番おすすめですが、なかなか敷布団が入るコインランドリーはないので、お布団クリーニングが最もおすすめです。
布団クリーニングなら、高温でダニを死滅させてさらに洗ってもらうことで、ダニの死骸やフンまで洗い流してくれます。
これで布団の中は99%以上ダニが存在しない状態になります。
マットレスのダニ対策はマットレス専門業者がおすすめ
マットレスの場合はちょっと厄介で、外側が面で内側がスプリングになっているようなものですが、内側にダニが逃げ込んでしまってなかなか熱が届きにくく、死滅させることが難しくなります。
そのため、マットレス専門のクリーニング業者に依頼したほうが良い場合もあります。
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ネズミの駆除
部屋や布団にいるイエダニを一時的に駆除できたとしても、根本的な原因であるネズミを取り除かないと、イエダニ被害を繰り返す可能性があります。
屋根裏などにネズミの巣がないか調べて駆除する必要があります。ネズミの駆除は素人では難しい場合もありますので、害獣駆除の専門業者へ依頼することも検討するとよいでしょう。
まとめ
今回イエダニとツメダニの違いと対処方法について紹介しましたが、あなたのダニの被害はどちらか分かったでしょうか?
もしも私と同じツメダニの仕業だとしたら、ダニ取りシートが手軽で簡単に始められるダニ対策になります。
私たち家族がダニの被害に遭ってから、解決するまでを紹介していますので気になる方はチェックしてみてください。
私がダニに刺されてからというもの、ありとあらゆるダニ対策を片っ端からやってきました。
そして、私が最終的にたどり着いたダニ対策が「ダニ捕りロボ」
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