いつも大切に抱っこしたり、一緒に寝ているぬいぐるみですが、実は数千~数万匹のダニが潜んでいると言われています。
小さいお子さんならぬいぐるみを口にくわえてしまうこともありますよね。
- 大切なぬいぐるみにダニはどれくらい潜んでいるの?
- ぬいぐるみのダニをどうやって駆除するのか?
- ダニが湧かないような対策はどうしたらいいの?
ダニアレルギーの息子を持つ私が、毎晩抱っこして寝ているぬいぐるみの洗い方、乾燥機でダニ対策の方法を紹介します。
Contents
ぬいぐるみにはどれくらいのダニが潜んでいる?
ぬいぐるみは枕同様、ダニが数千万匹~数万匹潜んでいると言われています。
お子さんが大切されていればいるほど、人の垢や髪の毛、食べこぼしなどがダニのエサになります。
夜も一緒に寝ていれば、それだけダニの被害が心配されますね。
どのようにダニがぬいぐるみに潜んでいるのかyoutubeで撮影されています。
ぬいぐるみのダニの死骸やフンがアレルギーの原因の1つ
ぬいぐるみにダニが潜んでいること最も怖いのがアレルギーです!
アレルギーを持っている人は年々増加して、国民の2人に1人は何らかのアレルギー症状を持っていると言われています。(参考:厚生労働省)
特に子供の「アトピー性皮膚炎、小児喘息、鼻炎/結膜炎」などのアレルギー疾患にダニが影響しています。
- アトピー性皮膚炎では「ダニ」が悪化因子の一つ
- 小児喘息患者は「ダニ」の陽性率が最も高い
- 子供の鼻炎は「ダニ」が原因の「通年性鼻炎」の頻度が高い
大切な子供たちをアレルギーから守るためにもダニ対策をしっかりとやっていきましょう。
正しいダニ対策を知る前に、効果がない、やっても無駄なダニ対策をしっかりと頭に入れておきましょう。
間違った対策ではぬいぐるみのダニは死なない!
ぬいぐるみは洗ったり、天日干ししておけば大丈夫!って思っていませんか?
- 生きたダニは洗濯では死なない
- 天日干しではダニは死なない
ぬいぐるみ内部に潜むダニは洗濯しただけでは死にません!
ダニの死骸やフンを洗い流すにはとても良い方法ですが、生きたダニは繊維にしっかりとしがみついて洗い流されることはありません。
ダニ対策では、まず生きたダニを退治する必要があります。
天日干しだけでダニは死にません
ぬいぐるみを天日干ししても、中まで高温になる事が難しくダニを死滅させることは出来ません。
仮に、ぬいぐるみの中のダニを死滅させることが出来たとしても、中部にダニの死骸やフンが残ってしまいます。
死骸やフンはアレルギーの原因となってしまうので、洗って綺麗に流すことが必要です。
自宅で出来るぬいぐるみの正しいダニ対策
友達や兄弟のように大切にしているぬいぐるみを捨てることなく、いつまでも家族のように一緒にいるために、正しいダニ対策の手順を紹介しますね。
ぬいぐるみのダニ対策は、まず高温でダニを死滅させて、次に死骸やフンを洗い流します。そして、またダニが近づかないように予防していきます。
- ダニを死滅させる
- ダニを除去する
- ダニが付かないように予防する
この3つの手順のどれか1つだけをやっても、ダニ対策としては不十分です。
順番に手順を見ていきましょう!
ステップ1:ダニを高温で死滅させる
- スチームアイロン
- ヘアドライヤー
- 高温乾燥機(コインランドリー)
- 布団乾燥機
- 黒い袋に入れて天日干し
ダニは高温に弱い為、ぬいぐるみの中まで高温することでダニが死滅します。
60℃以上の熱が内部にまで届くようにしましょう。
ステップ2:ダニを除去する
- 洗濯で洗い流す
- 掃除機で吸い取る
ぬいぐるみの中に残っている死骸やフンを除去する必要があります。
ダニアレルギーの原因でもある死骸やフンは残さず、洗濯や掃除機で吸い取っておきましょう。
ステップ3:ダニが湧かないように予防する
- ぬいぐるみを乾燥させて湿気から守る
- ダニ除けスプレーをする
- ダニ取りシートを傍に置いておく
ダニは高温多湿が住み心地の良い場所として集まります。
ぬいぐるみを湿気から守り、乾燥させてダニが好む環境にしない!ということが大切。
布団乾燥機、乾燥機やダニ除けスプレーなどを使って湿気から守っておくといいですね。
実際にぬいぐるみのダニ対策をやってみます
それでは実際に子供のぬいぐるみのダニ対策をやっていこうと思います。
ぬいぐるみのタグをチェック!
ぬいぐるみに付いているタグをチェックして注意書きをチェックしてきましょう。
- 水洗いできるものか?
- 中に機械が埋め込まれていないか?
- プラスチック製か?
- 皮がついていないか?
- 中身の綿をチェック
中に機械が埋め込まれているものやプラスチック製、革製品は水洗いや高温でダニ駆除ができません。
そういった熱でダニ駆除が難しいぬいぐるみはダニ取りシートを使ってダニ対策すれば、濡れたりせず型崩れも防げます。
ダニを高温で死滅させる
ダニは60℃以上の高温で死滅します。高い温度が出せるスチームアイロンや乾燥機等でダニを死滅させましょう!
スチームアイロンをあてる
ぬいぐるみにスチームアイロンを当ててダニを死滅させます。
ぬいぐるみが傷まないように当て布を忘れないようにしましょう。
ドライヤーを当てる
ドライヤーを温風で使用するとかなりの高温になりダニを死滅させることが出来ます。
ただし、内部まで温度が行き届くにはかなりの時間を必要ですし、手をやけどしたり、ぬいぐるみが傷んでしまわない程度にしておきましょう。
コインランドリーの高温乾燥
コインランドリーの乾燥機を高温設定にすると70℃以上の熱で乾燥させることが出来ます。
内部まで熱がしっかりと届くように10分以上は乾燥させましょう。
布団乾燥機
布団を乾燥させる際に一緒にぬいぐるみを布団の中に潜り込ませておくのもひとつの手ですね。
黒い袋に入れて天日干し
布団の天日干し用に販売されているように、黒い袋に入れて日光に当てることで内部の温度がかなり上昇します。
車の中のダッシュボードに黒い袋を置いたところ70℃近くまで温度が上昇することがわかっています。参考:節約一人暮らし生活
ぬいぐるみの内部に残るダニの死骸やフンを除去
続いてぬいぐるみの内部や表面に付いているダニの死骸やフンを除去していく作業です。
生きたダニは洗濯では落ちませんが、死骸やフンは洗濯でも除去が可能です。
ぬいぐるみを洗う
ぬいぐるみはおしゃれ着専用の洗剤を使って手洗いしました。
ぬいぐるみを洗った場合は、中に湿気が残らないようにしっかりと乾燥させましょう。
掃除機で吸う
表面近くのダニの死骸やフンは掃除機でも除去することができるので吸ってみるのもいいでしょう。
できれば布団クリーナーとかあればいいのかな?
とにかく除去できるだけやってみよう!
ぬいぐるみに再びダニがわかないように予防
大切なぬいぐるみに再びダニが住み着いてしまわないようにしっかり予防していきましょう。
予防には、ダニが好む環境にしないことが大切!
- 温度が25~30℃
- 湿度が70%以上
- エサが豊富
ダニ取りシートなら、駆除・除去・予防が一度に出来るよ!
ぬいぐるみのダニ対策(駆除・除去・予防)が置くだけで簡単に出来る方法が、ダニ取りシートです!
わが家も愛用しているダニ捕りロボのプチサイズを、ぬいぐるみを集めたところに設置しています。
ダニ捕りロボは、人を刺すツメダニを捕獲できるダニ取りシートです。
さらに、シートの中でダニを死滅させるのでぬいぐるみやベッドに死骸やフンが残ることがありません。
使用期間が終わったらゴミに捨てるだけなのでとても簡単。
ぬいぐるみを洗ったら乾燥させたり、時間がなかなか無い!という人には、簡単に出来るダニ対策ですよ。
ぬいぐるみをクリーニングに出す
自分では洗ったりアイロンかけるのは不安だったり、時間がない人はぬいぐるみのクリーニングを利用する方法があります。
ぬいぐるみクリーニング&お直し工房DEAならこんなに綺麗になって戻ってきますよ!
ぬいぐるみのダニ退治のQ&A
ぬいぐるみのタグをチェックして乾燥機が可能かどうか確認してから使用するほうが良いです。
内部には死骸やフンが残っています。洗濯や掃除機で除去しましょう。
ファブリーズにはダニ駆除効果はありません。詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。
中の機械を取り出すことが出来るなら洗濯や乾燥は可能だと思います。もしも出来ない場合はダニ取りシートで対策していくといいでしょう。
まとめ
ぬいぐるみに潜むダニの怖い被害とダニ対策について解説してきました。
子供ってぬいぐるみを友達のように大切にしているからこそ、私たちがしっかりと予防やダニの除去などを行って環境によるダニアレルギーの原因を減らしていきましょう。
子供の頃のダニアレルギーって本当にかわいそうですよね。
私がダニに刺されてからというもの、ありとあらゆるダニ対策を片っ端からやってきました。
そして、私が最終的にたどり着いたダニ対策が「ダニ捕りロボ」
ダニ捕りロボなら、あなたのダニの悩みを解決してくれ、お布団の恐怖から解放されるでしょう。
ダニ捕りロボが最強な理由は5つ!
- ダニ捕りロボは他のダニ取りシートよりも強力にダニをおびき寄せてくれる(体験談で検証)
- ダニが中で100%繁殖しない!(第三機関が証明)
- ダニがダニ捕りロボの中で乾燥死する
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- 安全性やダニの捕獲データがしっかり公表されている。